【タロット占い】スプレッド（展開）ホロスコープ法
1【タロット占い】「ホロスコープ法」で全体像を把握するとお客様の本心での優先順位が分かる
毎回では無いですが、ランダムにHPでタロット占いのリーディング解説を行っています。
今回はこちらの占いブログで解説します。
タロット占いでタロットリーディングを学びたい方のご参考になれば嬉しいです。
今回は生徒様のご紹介でしたので、信頼して下さっていたのかお越しになってすぐ「大失恋された」と打ち明けて下さいましたので鑑定がスムーズでした。
更にお仕事の鑑定もご希望でしたのでホロスコープ法で全体像を見ることにしました。
お客様がどんなテーマを大切にしていらっしゃるか？本当の心がホロスコープ法で見えます。
今回は人気のホワイトキャットタロットを使っています。
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全てのカードを見た時に、まず重要な意味を示す大アルカナ78枚のうち22枚あるカードに注目するのが一般的でしょう。
（アルカナ＝秘宝の意味）神の啓示とも言われます。
今回大アルカナは、第4ハウス住まい（正義）、第5ハウス恋愛（審判逆位置）、第8ハウス共存心と遺産や保険、子孫繁栄（女帝逆位置）、第9ハウス理想と夢、海外や遠方（太陽逆位置）に出てきました。
明らかに仕事やお金ではなく、方向性の中でも愛情問題にテーマがあるということが分かります。
中央の世界のカードは、全てのカギになるカード。
太陽も出ていることから、お客様の全体の流れは決して悪いわけではないと考えました。
特に、”完成”によって一つの答えが出た事が分かります。
そして、カードはお客様に「また同じ事を繰り返す？」もしくは、「新たなスタートラインに立つ？」と聞いています。
最高のカードである世界が13枚目の中央に出てきた以上、一度完結させた問題は1ハウスのお客様にとって納得のいかない、自分の心に反した結果であると読みました。
1ハウスから12ハウスまでの意味を、順番に解説します。
2【タロット占い】第1ハウスと第12ハウスで見える自己矛盾点
- 第１ハウス＝ソード２ 逆位置 第12ハウス＝ワンド３ 正位置
気持ちは遠方を見つめながら、内心何か期待感を持っています。
但し、そこまで動きがあるカードではありません。ご本人はご自分の本当の気持ちに背を向けていらっしゃいます。
3【タロット占い】第2ハウス・第6ハウス・第10ハウスで見える社会的な役割と収入
- 第2ハウス＝ペンタクル8 逆位置・第6ハウス＝カップ６ 正位置・第10ハウス＝ワンド7 正位置
お金を稼ぐ意欲がわかない、技術を積み重ねていく気が起こらないような印象です。
「何か自分にできる事はないだろうか？」と考えながらも、集中できず地道な努力がしづらい様子です。
お金を稼ぐことに興味を抱きにくく、誰かの役に立ちたいとの思いが強いのかもしれません。
カップの６は過去のキーワードです。
過去を断ち切る事が出来ず、これだという目的を見失っているのでしょう。後で「失恋した彼の仕事もお手伝いしたかった」とおっしゃっていたので、その事なのだなぁと思いました。
展開では、恋や共存のカードが大アルカナで出ていて強いため、仕事やお金は優先順位として低いものの…。
もし社会に出ても奮闘される様子が描かれていますが、職場では「断りにくい」性格が、ご自身を追いつめる事になるのかも。
本当にやりたい事を見つけるまでは、まずアレコレ考えずリスクにとらわれず、やりたいと思える事に対して実際のアクションを起こされる事が大切です。
ペンタクル8の逆位置より、一つずつじっくりと何かを積み上げていく事によって得られる”自信”が大切。
但し、どのカードも小アルカナです。ここには”神の啓示”が無いため、あまり重要な意味を示さないようにも思いました。
重要な意味を示すカードは、やはり8ハウスと9ハウスです。
4【タロット占い】第3ハウスで見るコミュニケーションとメール交換
- 第３ハウス＝ソードのペイジ 逆位置
メールや電話のコミュニケーションでは、とても神経質になる事はあるかもしれません。ソードのペイジはさほど強いカードではありませんが警戒心が強まる可能性があります。
あまりネガティブになったり、不安を頂く必要はありません。また、メールでの交換だけで一喜一憂されないことも大切です。
5【タロット占い】第5ハウス・第8ハウスで見る恋愛運と共存心
- 8ハウス 女帝逆位置
好きな人の子供を産みたい気持ちは、通常の感覚であれば女性にとって本能的なものではないでしょうか。年齢にもよりますが。
このカードが女帝の逆位置であることから、子孫繁栄についてネガティブなイメージを持たれていることが想像されます。
もしくは、生理などによるホルモンバランスの崩れなどを示す場合があります。
子供を産みたいと言う力はありながら、育てることへの恐れなどがあってストップをかけているのかもしれません。
- 5ハウス 審判逆位置
5ハウスの審判が復活したいけど復活できないというのがテーマで、復活を望むもののその思いを素直に表せない様子が感じ取れました。
今のままでは状況は変わらず待っているだけでは何も変化しないと言うのが、答えなのかも…。
但し、審判は強いカードです。例え逆位置であっても”ありえない変化を起こすパワーが恋愛の5ハウスに登場している”のは確かです。
このような終盤のカード（ナンバーが21に近い数）が恋愛の場所に出ているので、一旦何かを終わらせて新たなチャレンジをする時期が来ています。
重要な変わり目なのです。
6【タロット占い】第7ハウスで見るパートナーシップと結婚
- 第7ハウス＝ソード キング
パートナーが7ハウスに登場しています。彼はソードのキングですので、ややプライドが高くクールです。
現在は愛におぼれるような状態では無いのかもしれません。だいぶ天邪鬼なのかも。
また、彼からすると彼女は手の中に入っている存在。そして、癒しの人なのではないかと思いました。
彼の第7ハウスから見ると第2ハウス自分のもの、第3ハウスの連絡ツールに女帝と太陽が出ているからです。
彼女が遠方に連絡を入れる事で、彼にとって嬉しい連絡になるのではないかと思いました。
あえてクールな対応をされたとしても、彼の中でも世界は逆位置。
自分から動かす気持ちは無いものの、選択肢の中に彼女の存在はあるのだと判断しました。
お互いにソードのカード（第1ハウス第7ハウス）なので、お互いがカケヒキをしているか傷つかないよう戦っているのでしょう。
どちらかが歩み寄って、お二人の関係に本当の信頼関係が生まれますよう祈ります。
7【タロット占い】4ハウスの住まいと家族
ポジティブな意味合いとしては家族やプライベートにおいて、将来への大切な決断をする時であると言うことです。
今この時この決断が、とてもクールである反面とてもバランスの良い答えであるとも考えられました。
お客様はとても純粋な方でしたので、結果として納得の上でご自身の居場所を決められるでしょう。
8【タロット占い】第9ハウスで見る理想と夢
太陽の逆位置は明確なものは、住まいを離れた場所にあります。
太陽の輝きを得るためには、その場に行く他の手段はありません。
自らの力で光輝く未来を明るく照らしていかれると良いなぁと思います。
それが本来の彼女の希望ではないかと考えました。
逆位置である以上100％の満足感を得られないとしても、未来はネガティブではありません。
9【タロット占い】ホロスコープ法まとめ
全体的にカードたちが、行動力には疎いカードたちです。
動くのにはかなり勇気がいるかと思いますが、後悔してもらいたくないなと思いました。
運も縁もご自分で切り開いてご自分の手でつなげていかれるのが、お客様のホロスコープ図に感じました。
一方自己犠牲的である控えめな面と自我の強さが相反する問題としていつも彼女の中の二面性を刺激してくるかもしれません。
そこに勝ってもらいたいと思いますので、これからの未来に後悔のない選択をされるお手伝いができていればと願います。
