【タロット】ボクの師匠魔女の家アレクサンドリア木星王【凄い占い本も紹介】

タロット

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1.アレクサンドリア木星王ってどんな人なの?
1-1:日本におけるタロットの広がり
2.アレクサンドリア木星王の軌跡
2-1:ジャーナリストとして活躍
2-2:占い師への転進、鑑定とメディア進出
2-3:占い書籍の執筆、日本初のタロット研究書を発売!!
2-3-1:アレクサンドリア木星王先生の著書
2-4:日本初のタロットをメインとした占い館をオープン
2-4-1:1980年 大阪丸ビル(大阪市北区梅田)に、タロット占いの館「魔女の家」1号店をオープン
2-5:魔女・魔術の学校を設立
2-6:日本全国で占いセミナー講師に
2-7:「魔女の家BOOKS」立ち上げと占い専門書の怒涛リリース
2-7-1:タロットの本
2-7-2:魔術の本
2-7-3:西洋占星術の本
3.タロット占いは現場で鑑定してこそ磨かれるもの
3-1:「タロット占いは、ゲストを迎え、お金をもらい、悩みを聞き、ワキに汗をかいた時にこそ磨かれる」
3-2:「死ぬまで現場。占いの鑑定を続け、己の刀を研ぎ続ける(タロット占いを磨き続ける)」
3-3:「いつでも真剣勝負!」
4.魔女の家 神戸店の場所

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こんにちわ、茜屋太郎(旧名:トリン)です。

今日は、【タロティストのくせにタロットが嫌いだったボク】を、【タロットとラブラブ】にしてくれたキーパーソンのお話しをしたいと思います。

 

ところで、「人生における大きな出会い」って誰にでもひとつやふたつはありますよね~。

 

例えば、

・幼稚園の頃に出会った絵本

・小中時代の友人や先生

・高校生の頃に聞いたあの曲

・進学した大学、就職した会社

・旅先で訪れた場所

・パートナー、ライバル

・資産、お金!?

きっと、大小の差こそあれ、人それぞれお持ちだと思います。

 

ボクにとってのそれは、

占いとの接点を作って頂いた、山田ありす 先生

占いの深淵へと導いて下さった、アレクサンドリア木星王 先生

お二方の存在がめっちゃ大きい!!

 

というわけで、今回は、タロティスト茜屋太郎の偉大なる師匠【アレクサンドリア木星王】先生をご紹介します。

 

 

アレクサンドリア木星王ってどんな人なの?

ズバリ!

50年にわたり占いの鑑定をされる凄い先生

 

加えて、忘れちゃいけないポイント!

 

日本にタロットを広めた人物

 

勿論、それをやってのけたのはアレクサンドリア木星王先生おひとりではございません。

というワケで、まず簡単に日本におけるタロット普及のプロセスを説明します。

 

日本におけるタロットの広がり

1、【種まき】1940年代
戦後まもない日本で、河合乙彦氏、酒井 潔氏、阿部徳蔵氏によって「タロット占い」の断片が流布、占いなど狭い世界に情報が伝えられる

2、【芽吹き】1970年代後半
  文学者の渋沢龍彦氏、種村季弘氏のコラムなどを通じ、「タロット・カード」の情報が発信されていく

3、【開花】1980年代前半
  木星王先生をはじめ、山田美登利氏、中井 勲氏、岡田夏彦氏、辛島宣夫氏、他諸氏が一般大衆に向けタロット占いの実占を広報していく

4、【実り】1980年代後半
広く一般へと解放されたタロットの情報は、雑誌やテレビなどのメディアを通じ、日本中の老若男女に浸透していく

5、⇒今ココ【普遍化】2020年
占いに興味の無い大多数の人たちさえタロットが何かを知っている(怪しいと認定する人多し)、タロットが市民権を得た日本

※簡潔に書いたので、実際にはより多くの方々が関わっていらっしゃったことを付け加えておきます。

 

タロットが普及する過程で、アレクサンドリア木星王先生がされたことを、占い・精神世界研究家の伊泉龍一氏が著書の中で的確に記されています。

「積極的に海外のタロット事情を紹介しながら、日本でもタロットをポピュラーにするのに貢献すると同時に、最も本格的なタロット占いの占いの本を残しているのが、ジプシー占いの第一人者として知られていた木星王である。~中略~ 日本でのタロットの真の中心地であり先進地区は、東京ではなく木星王の「魔女の家BOOKS」が所在する神戸であることは間違いない。」

伊泉龍一/タロット大全(紀伊国屋書店)2004年

 

ね、凄い先生でしょ!?

 

 

2.アレクサンドリア木星王の軌跡

続いて、アレクサンドリア木星王先生の歩んで来られた道を辿り、木星王先生の凄さを更にご説明差し上げましょう。

 

2-1ジャーナリストとして活躍

兵家県立兵庫高校→関西大学→ジャーナリストとして週刊新潮の記者に。その後、フリーライターとして数々の著書や記事を世に送り出していらっしゃいます。

 

2-2占い師への転進、鑑定とメディア進出

その後、占いと出会われ占い師に転身。大阪や神戸で鑑定をスタートされ、新聞・雑誌・テレビなどのメディアで占いを発信されます。

・テレビ・・・「11PM」「3時のあなた」「アフタヌーンショー」

・雑誌・・・「ホリデー・オート」「週刊テレビ」「週刊明星」「週刊サンケイ」「アサヒ芸能」「女性自身」「主婦と生活」

・新聞・・・「読売新聞」「関西新聞」

※ボクが知っているだけしか記載していません。

 

2-3占い書籍の執筆、日本初のタロット研究書を発売!!

そして、既存の出版社より占いの著書を数多く世に出されます。

 

2-3-1アレクサンドリア木星王先生の著書

1973年 念力入門(日本文芸社)※木星王 名義

1974年 ジプシー占いタロット入門(保育社) ※木星王 名義

1975年 タロット 入門と占い(大陸書房) ※木星王 名義

1976年 秘法カード占い入門(日本文芸社) ※木星王 名義

1976年 秘法・ABC名前占い(アロー出版社) ※木星王 名義

1976年 わくわくトランプ占い(学習研究社 現 学研) ※木星王 名義

1978年 ガンの手相発見法 (大陸書房 )※木星王 名義

1978年 ジプシー秘伝 カード占い(西東社)

1978年 タロット占い(西東社) ※木星王 名義

1979年 驚異サン・ジェルマンの手相術(大泉書店) ※木星王 名義

1980年 やさしいタロット占い(西東社)

1984年 イーチン・タロット占い(西東社)

1989年 秘密のタロット・カード(西東社)

※赤字が研究書です。

 

2-4日本初のタロットをメインとした占い館をオープン

翻訳家・心理西洋占星術研究家である鏡リュウジ氏の著書に記述がありました。

「関西を活動の拠点とした木星王は、その後も活発に出版活動を続けてる一方で、1980年には大阪マルビルにタロット占いを中心とした占いの館「魔女の家」を出店。~中略~ タロットの占いが身近で現実的なものとなっていったのだ。」

鏡リュウジ/タロットの秘密(講談社現代新書)2017年

 

2-4-1 1980年 大阪丸ビル(大阪市北区梅田)に、タロット占いの館「魔女の家」1号店をオープン

以降、神戸三宮、大阪、京都、東京、仙台など全国に店舗展開をされます。

現在は、神戸三宮店と大阪丸ビル店が営業していて、連日多くの占いを求めるお客様で賑わっていますよ。

 

2-5魔女・魔術の学校を設立

ハリーポッター以降、魔法ブームがございましたが、本当の魔法使いを養成する学校を立ち上げていらっしゃったんです。

但し、「魔法使い」といっても魔法のステッキを一振りしてカボチャを馬車にってな類のものではありません。

「チャーチ・オブ・ウィッカ」という魔術団と、養成機関である「スクール・オブ・ウィッカ(通信教育講座)」を開校、木星王先生が校長に就任されます。

 

2-6日本全国で占いセミナー講師に

今では当たり前にある占い講座ですが、当時は少なかったようです。木星王先生は東京・大阪をはじめ各地のカルチャーセンター、教室などで講師として東奔西走されていらしたそうです。

 

2-7「魔女の家BOOKS」立ち上げと占い専門書の怒涛リリース

そして、木星王先生が自ら出版社「魔女の家BOOKS」立ち上げられます。

今では当たり前の海外の良書を翻訳して日本に広めるという仕事を精力的にされる一方、日本国内の素晴らしい占い師を起用しての良書をどんどん発行されていかれます。

魔女の家BOOKSとは、専門書・技術書といわれる占いジャンルのスペシャリスト

本好きなボクは、木星王先生の魔女の家BOOKSの大ファンだったんですよ。実際に木星王先生にお目にかかるまで、同BOOKSの占星術やタロットの専門書で学び倒していました。

 

木星王は80年代、90年代にわたって数々の内容の濃いタロット本を出版しているだけでなく、自ら「魔女の家BOOKS」を立ち上げ、海外のタロット本の翻訳書を出版するなどして、日本でのタロット普及に努めた功績は非常に大きい。現在でもなお「魔女の家BOOKS」から刊行されたタロット本は、現役のプロの占い師の間から高い評価を得ている。

伊泉龍一/タロット大全(紀伊国屋書店)2004年

伊泉龍一氏も絶賛さていますね。

 

それでは、ボクが所有している魔女の家BOOKSの書籍を画像と共にご紹介いたします。

 

2-7-1タロットの本

上記画像は、木星王先生の初期タロット本(左側・既存出版社)と、魔女の家BOOKSより発行されたタロット本(右側)です。

 

中でも、アレクサンドリア木星王・シビル岡田共著/タロット秘密占術における黄金の夜明け団教義、アレイスター・クローリーのトート・タロットや黄金の夜明け団のGDタロットを通じてのカバラー論は、当時のボクにとって大きなヒントや学びを与えてくれました。

その他、エッティラのタロット、メイザースのタロットにも章が割かれ、クール・ド・ジェブラン以降のタロットの変遷を学ぶことができます。

絶版となって久しい、中古で高値で取引される良書です。是非、タロットが好きなあなた、占い師のあなたに!

※下記画像をクリックすると、ご購入頂くことができます


 

アレクサンドリア木星王/タロット・スピードレッスン&アレクサンドリア木星王/あなたの知らないタロット占い両著は、2冊でセットとなるライダー版タロットの本です。

2000年代に入ってもなお冷めやらぬ木星王先生のエネルギーが詰まった名著。

ライダー版タロットへの新しい挑戦であり、旧約聖書を照合した木星王先生の新解釈に惹かれました。

ライダー版タロットをお使いのあなたへ!

※下記画像をクリックすると、ご購入頂くことができます

 

「タロット図解」及び「タロット公式テキストブック」は、両者ともにアーサー・E・ウェイト/The Pictrical Key to the TAROT」の翻訳本ですが、後者はより木星王先生の解説を通じて、ウェイト版への思いを知ることができます。

是非、ライダー版タロットをお使いのあなた、そしてタロット・ファンのあなたにお読みいただきたい名著です!

※下記画像をクリックすると、ご購入頂くことができます

2-7-2魔術の本

続いて、木星王先生の魔術の本。魔女の家BOOKSの高騰魔術/魔女術体系コンプリート!!

近年、アニメなどのサブカルより「中二病」という言葉が出てきましたが、その中二坊が多用する黒魔術が上記の本にある古代から中世ヨーロッパにおいて信仰された魔術体系です。

ファンタジーゲームやRPGゲームなどにも頻繁に出て来るキーワードの出典でもあります。

なお、魔女の家BOOKSの魔術書は、今現在ほとんどが絶版であり、中古市場でも高値で取引されているのもが多いようです。それでも読む価値はあるとボクはお伝えしておきますね。

 

2-7-3西洋占星術の本

最後に、魔女の家BOOKSの西洋占星術の本です。アメリカ占星術教科書コンプリート!そして世界占星術選集コンプリート!

ボクの占星術のスタートは、独学でこの子たち(本)と向き合うことでした。

木星王先生がこの本を出版されていらっしゃらなかったら・・・占星家としての今のボクはいないと思います。

本当に、素晴らしい名著の数々です。

 

 

3.タロット占いは現場で鑑定してこそ磨かれるもの

3-1「タロット占いは、ゲストを迎え、お金をもらい、悩みを聞き、ワキに汗をかいた時にこそ磨かれる」

これは、木星王先生にボクが弟子入りした当初(2014年)に何度も頂いた言葉です。

とにかく、本を読んだり自分を占う、無料で家族を鑑定するだけではタロット・ディビネーションは伸びない。

真剣勝負の中で戦った者のみに得られる境地があるとご教授くださいました。

ボク流に例えるなら、ドラゴンボールの悟空が、強敵を前に死にそうになって初めてスーパーサイヤ人へと覚醒、潜在的なチカラを発揮するとw

 

3-2「死ぬまで現場。占いの鑑定を続け、己の刀を研ぎ続ける(タロット占いを磨き続ける)」

と、静かに、しかしハッキリとボクにおっしゃいました。

そして、

 

3-3「いつでも真剣勝負!」

今日も神戸・三宮の魔女の家 神戸店にてタロットでお客様に向き合っていらっしゃいます。

 

偉大なる師、アレクサンドリア木星王先生。

あなたに出会えたこと、そして弟子にして頂いたことに、心より感謝申し上げます。

 

是非、皆さんも神戸へお越しの際は、三宮で木星王先生に占ってもらって下さい。きっと、大きな気づきをもらえるかもしれませんよ。

4.魔女の家 神戸店の場所

魔女の家 神戸店
兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目9-1 -033
三宮センタープラザ地下1階
電話 078-391-2970

センタープラザの詳細をリンクしておきます。29番が魔女の家です。

人気店ですので、予約してからお出かけになられた方が確かですよ。
※よくお待ちが出ています

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