
個人のチャートと新月2020年5月23日 2:39トランジット









今年はじめにお越しになったお客様から「他の動画とハウスの位置が違うのはなぜ?」というご質問を頂きました。
今日5/24もコメント欄に「チャートが間違えているのでは?」との書き込みがあったのでお答えしました。
(なぜか今は消されてしまいましたが…(・・?)
そこで、再度こちらのブログで解説します。
1.【西洋占星術 講座】牡羊座を第1ハウスとして始まるチャートを使う理由
私の場合、Youtubeで全体に配信する場合はすべて牡羊座を1ハウスにした ZERO Aries(ゼロアリエス・ハウスシステム)で解説しています。










個人のチャートはAsc、Ic、Dsc、Mcなどハウス起点、カスプの区切りの角度も違います。
ですから、全体発信する場合はあえて”天体”と”星座”を優先して解説するようにしています。
例えば、新月や満月の日で使うチャートでは、基本的なハウスの意味(星座の定位置)をおぼえて頂けるよう毎度おひつじ座を開始位置にしています。
2.【西洋占星術 講座】プラシーダス法でトランジットを見ると東京と大阪でハウスの起点と天体の位置に差が出る
※ハウスを優先すると、チャートに場所を入力する際に下記のように”東京”や”大阪”などによってカスプの位置も違うのでハウスに入る天体が違ってきます。
カスプ・・・ハウスの境目の区切り
例えば、2020年5月23日 2:39 の双子座の新月の日時を入力し場所に”東京”を入力すると第2ハウスに4天体(太陽 月 金星 水星)が配置されます。


2020年5月23日 2:39 東京
同日で大阪に設定すると下記のように第2ハウスに2天体(太陽 月)が配置されます。


2020年5月23日2:39 大阪










個人のチャートを優先している私としては、Youtube動画の新月満月の天体解釈でハウスを優先していません。
星座の定位置としてハウスを視野に入れていますが、あくまでも占星術は個人の才能の発揮、個人的問題に活用することが重要だと考えています。
但し、春分図で今年の世の中的な運勢を見る際、東京を軸にするやり方もありますよね。
ですから、社会全体に重きを置いて解釈する方はプラシーダス法でもそうしたやり方をとられるのかもしれません。
あなたがどれを優先して考えるか?によるので、個人のチャート(個人で運勢を切り開く)という考えにご賛同 頂けるようなら、アリスチャンネルをご覧下さいね。




3.【西洋占星術 講座】太郎先生のチャートに新月のトランジットを重ねた図



新月2020年5月23日2:39 太郎先生のチャートと新月のトランジット
上記のように(個人のチャートに新月のトランジットを重ねて)考えている方は、一番 ご理解頂きやすいのかなと思います。
ネータルチャートは太郎先生のチャート図になります。
新月の時点では、5ハウスに太陽と月が入っています。
5ハウスに双子座の意味を重ねて読みます=(ふたご座は3ハウスが基本位置)ですから、表舞台でのコミュニケーションの表現。
ということになるかもしれません。
今振り返ると具体的にはYoutubeのナレーションを入力していました。 笑
現実の事象としてYoutubeのコメント欄でナレーションをほめて頂きました。
このように結局は、個人のチャートによってトランジットの天体の配置=(もちろん起こる事象)は違ってくると考える方が自然ではないでしょうか…。
ですが、皆様の個人個人のチャート全てに重ね合わせて拝見する事が出来ないので、新月や満月の天体解釈では星座と天体を優先して解釈しています。
おそらく、他の方の解釈をご覧の方は「使っているチャートが違う!」と思われるのかもしれません。
今日のコメントですでに削除されているのですが、「チャートが間違えている」とのご指摘があり、「これはまずい…」と思いまして、こちらのブログで詳しく解説させて頂く事にしました。





ですから、おひつじ座 起点のチャートを使いたいというのもありました。
もちろん、あなたが何を優先されるかによって使い分けて頂ければ幸いです。





以前にも疑問に思われて、わざわざ講座にお金を払ってお申込みをされる方、その上でご質問される律儀な方もいらっしゃるので「申し訳ないな」と思ってました。
今後は、その都度 影響が強いだろうと考えられる星座向けの発信に特化しようと思います。








