テレビの星占い/占星術ライターが語る星座ランキングの裏側

テレビの12星座占いランキングサムネイル 12星座占いの運勢・解説ガイド
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山田ありす
山田ありす

こんにちは、山田ありすです。今回は、YouTubeでも大人気の「星座ランキング」について、「なぜその順位になるのか?」という作成の裏側や理論的な法則についてお話しさせていただきます。

やまニャン
やまニャン

動画の後半では、気になる2026年下半期の運勢トップ3も先取りでお伝えしますニャ!

初12星座ランキングの出し方

実は、このお話をしようとボードに準備した瞬間に、YouTubeを開いたらタイムリーに批判的なコメントが届いていまして…。

「知ってたの?」と思うほどのタイミングだったので、「これはもう、今すぐ解説しろってことなんだな」と思って、少し熱が入っています(笑)。

10年半の執筆経歴と「ランキングの公平性」

まず私の経歴を少しお話しすると、現在は担当していないのですが、朝日放送テレビ(ABCテレビ)さんの「おはよう朝日です」の星占いランキングを、2010年から2020年までの約10年間と6ヶ月間、毎日執筆していました。また、アニメ「スタートゥインクルプリキュア」の「今週ラッキーな3星座」のコーナーも担当していました。

その中で、たまに「〇〇座がいつも低い」「真面目にやってるのか?」といったお声をいただくことがあります。先日もテレビの星占いを私が担当している思い込んだ方から、突然に責められるようなコメントをいただいたのですが…。

「いやいや、もう今は担当してないから知らんがな!(笑) しかも、私は当時、できる限りご視聴者さまがイヤな気持ちにならないように。自分なりにめちゃくちゃ気を使って真面目にやってました!」

というのが本音です(笑)。 それで、このとばっちりはさすがに理不尽すぎて。

私が執筆していた当時は、特定の星座がずっと1位になったり、逆にずっと12位になったりして偏らないよう、正の字を書いて数を数え、できるだけ満遍なく上位が来るように最初から組んで作っていました。(実際にプリキュアのデータを個人的に集計して「満遍なく上位が来ている」とネットに書いてくださった視聴者の方がいました)。

おは朝は、10年半の放送でしたので、もしかしたら偏りがあるかもしれません…。にしても、インチキとかやめろとか。正直、今回は冷静に受け止められませんでした。

当時は今と違ってAIもありませんでしたから、すべて手作業。

夫婦で旅行に行っている時も、ランキングの調整と執筆に追われるほど、クソ真面目に、そして「見てくださる方を傷つけないように」と工夫していたことだけは最初にお伝えさせてください。

星座ランキングが決まる理論的な法則

では、実際にどうやって毎日1位から12位を決めていたのか、その理論的な裏側(おひつじ座を軸にした例)を解説します。

ベースにしているのは「月の運行サイクル」です。月は次の星座に移動するまで、約2.5日間滞在します。そのため、基本的には良い運勢(上位)が2〜3日間続く傾向があります。

私たちがランキングを作る際は、以下の4つのチーム(エレメント)と配置の法則を基準にしていました。

【1位〜3位】同じエレメントのチーム

月が特定の星座に入ったとき、同じ気質を持つ星座たちがトップ3(1位〜3位)になります。

  • 火のチーム:おひつじ座・しし座・いて座
  • 風のチーム:ふたご座・てんびん座・みずがめ座
  • 水のチーム:かに座・さそり座・うお座
  • 地のチーム:おうし座・おとめ座・やぎ座

例えば、月がおひつじ座にある日は、同じ「火のチーム」である、しし座・いて座が上位を独占するような基本設定です。

【4位〜6位】調和と金運の配置

上位の次に調和的な配置となる星座がここに入ります。例えばおひつじ座に月がある日なら、みずがめ座やふたご座が該当します。また、「おひつじ座の月」が、うお座から見て「収入・財」を意味する場所に巡るため、うお座を「金運アップ」としてこの順位に配置する、といった技術的な読み込みをしていました。

※但し、イレギュラーもあって、他の天体との配置によっては金運ダウンとなる場合もありました。それは、全てホロスコープを手書きで書いていたので、全体的な角度から見ていたからわかることです。

【7位〜9位】調整とプレッシャーの配置

少し調整が必要だったり、プレッシャーがかかったりする配置の星座です。 例えば、社会的な活躍を重んじるやぎ座から見て、おひつじ座に月がある日は「家族や身内」にスポットが当たります。「本来は仕事をバリバリやりたいのに、家族サービスをしなきゃいけない」というような、ちょっとしたプレッシャーがかかる読み方をして、あえてこの順位に下げる工夫をしていました。

【10位〜12位】緊張と準備の配置

「オポジション(真反対)」の位置にくる星座、何かを生み出す前の「内省・準備」の場所に月が巡る星座は、ランキングが低め。

具体的には月から見て4室・7室・12室

例えばおひつじ座に月がある時、真反対に位置するてんびん座や、プライベートを優先したいのに仕事に追われやすくなるかに座。

そして、おひつじ座の1つ手前で「見えない場所」を意味するおうし座などが、ここに配置されやすくなります。

※但し、月が12室にあたる場合、想像力がアップするという読みができる日もあります。日々、ランキング占いを執筆する中で、調整を行っていました。

そのため、月🌙は基準として、あとはケースバイケースとしていました。

毎日ホロスコープを見て「前日と被らない調整」

月を基準として考えることで、日々違う星座がトップにくるようになると考えて、執筆の調整をしていましたが、月以外の天体(太陽や金星、木星など)の配置も日々変わるため、やはりその都度ホロスコープを読み過度に違う場合は修正は加えます。

さらに、「昨日のランキングと今日の内容が被らないようにすること」「テレビ的に極端な偏りや違和感が出ないようにすること」を最優先し、毎日夫と2人でダブルチェックをしながら、数式(Excel)も使って随時手作業で調整していました。本当に大変な作業だったんですよ。

ですから、今回のコメントは私的には見逃すことができず…。です。

【先取り】2026年下半期の運勢トップ3は?

動画内で、2026年下半期の星座ランキング・トップ3をお伝えしています。2026年下半期は、幸運の星である「木星」がしし座に滞在します。

本来、年間の運勢を1位から12位まで無理やり決めるのは、占い師としては非常に心苦しい(お客様の顔が浮かんで落ち込ませたくないため)のですが、2026年の下半期は「火のエレメントチーム」が非常に強い運気の波に乗っていると言えます。

ランキング星占いに振り回されないで

長年、毎日のテレビ占いを担当して、運勢というのは良い悪いが紙一重です。

「自己主張が強まる日」は、リーダーシップを発揮できるという意味では1位。反面、まとめ役が大変という意味では12位。

月から見るだけは実際の運勢はわからない

月からの視点では、良く思えない日。他の天体の影響を見ると、実際はそこまで悪くないことがあります。

ですから、ランキングの順位だけに囚われて一喜一憂しすぎないでくださいね。エンタメとして楽しく活用していただければ幸いです。

今回の「月がおひつじ座にある場合」の解説が好評であれば、おうし座、ふたご座…と残り11星座分もシリーズ化していこうと思います。

    シマダ
    シマダ

    当日は、本当に大変でしたが、今ではよい思い出です。

    他にも占星術に関する記事を書いています。

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