【西洋占星術】村上春樹 著「ダンス・ダンス・ダンス」 辻堂海岸とソーラーアークと占星術

茜屋太郎の記事

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  1. 当時の星たちのメッセージを振り返る
    1-1:まずは、「ソーラーアーク」
    1-2:続いて、「トランジット
    1-3:一方、「プログレッション」
  2. パワースポット辻堂海岸でボクは何を見た?
  3. 辻堂海岸でのトリンと羊男の結合、そして・・・ 
  4. 帰りの新幹線でのお話し
    4-1:トリンの占星術的な編集後記
    4-2:情報のご紹介

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“オノボリさん”にとってこの景色はちょっとヤバい♪ 辻堂から江ノ島を望むの画です。

 

占星家×タロティスト×魔術師のトリンです。

 

明日、2016年3月9日 AM 10:54。

ボクの「ネータル月」に、ドンピシャで「うお座×新月(皆既日食)」が起こります。

※「ネータル月」とは、その人の生まれた瞬間の「お月サマ」のあった位置を指します。ボクの場合は「うお座」。

ちなみに「新月」って、何か目標を設定するのに最適な日なんです。

なので、更なる「うお座パワー」を自分の仕事に活かす為、この占いの世界に専業(=職業)となった時の思い出に浸りたいと思います。

何故なら、「うお座」が「イメージ」というシンボルを強く内包している星座だから。

そこで、まず初心を思い出し、続いてそれを脳に鮮明に描く・・・そこで得たイメージを新月のエネルギー源にしたいと企みます。

 

2010年10月1日。
ボクは、サラリーマンから突然”占いサービスを行う会社の代表取締”になりました。

まぁ、理由や経緯はどうあれ・・・結果として自分自身が決めた事です。

但し「太陽×かに座」&「月×うお座」のボクにとって、それはプレッシャーや不安・・・もとい、苦行でしかありませんでした。

 

1.当時の星たちのメッセージを振り返る

少々、占星術の専門用語が並びますがお許し下さい。

 

1-1:まずは、「ソーラーアーク」

※進行法の1つであるソーラーアーク・ディレクションの事。17世紀にナイポッドが提案→20世紀にウィッテ、エバーティンにより現行型が確立されたとされています。

ソーラーアーク(以下、SA)の「火星」が「ネータル(以下、N)MC&5ハウス」を支配する「おとめ座」「金星」「8ハウス」とコンジャンクションしていました。
怖いくらいに当時の事象を星たちがトレースしています。

占いを芸術としてみれば、「それを社会の場で、会社として活かしていく時では?」と「SA火星」が脅迫的なメッセージを投げかけて来ています。良く云えば、説得されてる感じかな?

また、「SAのMC」が「N ノード軸」ともTスクエアを形成中。社会的立場の変化、しかもMCはMC/IC軸とも云えるので、家庭の変化も内包しているという。更に、「SA火星」ってボクの「4ハウス」支配だから・・・現実とまんまです。占星術、怖い!

1-2:続いて、「トランジット」

※今現在(に限らずだけど)、宇宙を巡っている星たちの配置の事です。

トランジット(以下、T)では、「9ハウス×おとめ座」にて「T水星」が「N冥王星」の真上に位置しています。「T水星」はボクの「6&9ハウス」支配、「N冥王星」は「11ハウス」支配です。更に「T水星×N冥王星」は「T木星×T天王星」がコンジャンクションしいてる180°に当たり、計4天体でオポジションを形成。
そして「 9ハウス」にある「T土星」と「T太陽」がコンジャンクション、その2天体が 「N天王星」と2度オーブでコンジャンクション、かつトランジットの「ASC軸とT月、Tノード軸、T冥王星」を絡めたTスクエアの大バーゲン開催中(笑)

トリガーとして「T水星」の仕事(本当のの意味でのメッセンジャー)は秀逸です!(←他人事ならほめてますが、自分の事なので恐ろしい)

要は、プロフェッショナル&スペシャリストとして「占いを深く高く身に着けろ」とのメッセージを「冥王星」とタッグを組んでボクに叫んでいらっしゃるのです。ま、参りました(泣)

更に、「T太陽&土星&MCのステリウム」もそれを補償し・・・「T月」はマジで悲鳴あげていますね!

Nの「ASCとTノード軸」「T冥王星」の関わりなんで・・・もう言わずもがなです。トホホ・・・これって宿命なの?

 

1-3:一方、「プログレッション」

※進行法の1つであるセカンダリー・プログレッションの事。2世紀にプトレマイオスが確立した原型を、17世紀になってマギヌス、ケプラー、プラシーダスら占星家が発展させ広めていったと云われています。

プログレッション(以下、P)の「P月」が「8ハウス×おとめ座」の「Nノード軸」と重なっていました。

また、「8ハウス」!・・・師やパートナーから受け継ぐモノの責任など、そこには深く大きい様々なメタファーを含んでいらっしゃる!

ちなみに、「P月」はボクの「7ハウス」支配ですから・・・公衆って意味での社会やパートナー、取引先、ライバルとの関係性をあぶり出し、それをトリガーとして先に述べたトランジットを通じ、ソーラーアークへと繋がって行ったようです。

 

思っていた以上に、非常に興味深い星と現実の検証が得られました。

「P月」から始まるボクのアクションや感情の動きが、生き生きと星とリンクしてるのが面白く怖いですね。これだから占星家は辞められません(笑)

そして今回、「プログレスの月」が「ネータルのノード軸」とコンジャンクションというタイミングで訪れていた、神奈川県の辻堂海岸へ・・・というお話です。

 

2.パワースポット辻堂海岸でボクは何を見た?

 2010年9月 トリン 辻堂なう!

2010年9月 トリン 辻堂なう!

JR辻堂駅を降り、贅沢にもタクシーで海岸へ向かいます。本来ならバス一択なんだけど、帰りの新幹線の時間が・・・

 

皆さまは、村上春樹 著「ダンス・ダンス・ダンス」をご存知でしょうか?

 

今から約20年ほど前に出版された長編小説です。

 

当時”春樹ニスト”だったボクは、前作 「羊男をめぐる冒険」 は勿論、社会現象となった 「ノルウェイの森」、更に他の短編、長編、エッセイ、翻訳本、そして絵本(佐々木マキ女史のイラスト)等、そのほとんどを読破&所有しておりました。

 

中でも「ダンス~」がボクに与えた影響は計り知れない程に大きく、いわば座右の銘って感じですね。

 

その作中の1シーンに、神奈川県藤沢市の辻堂が登場します。

 

もう何度も読んでいますが、その度に「いつか辻堂に行こう!」と思いつつ・・・逗子、鎌倉までは訪問する機会があっても、その1歩先の、本当に目と鼻の先の辻堂入りが出来ないままでした。

 

しかし、ボクもやる時はやるんですよ?時間をその為に空けていたのです。

 海岸道路を越える為、陸橋に登ると・・・太平洋が!

海岸道路を越える為、陸橋に登ると・・太平洋が!

既にテンションはMAXです。

 防砂柵が雰囲気を盛り上げます。

防砂柵が雰囲気を盛り上げます。

広い海岸、そして広い海。予想以上に広い、広いのです!

広い海岸、そして広い海。予想以上に広い、広いのです!

作中の時間帯も、ちょうど夕方くらいだったはず。

 

牧村邸を後に、主人公とユキはこの辻堂の海岸に足を踏み入れましたよね。そこでユキが不登校になった理由が告白され、更に・・・問題の「ブラ発言」!?

 

セクハラですぜ、旦那??(汗)

 

3.辻堂海岸でのトリンと羊男の結合、そして・・・

9月だというのに、キリキリと無遠慮に照りつける灼熱の太陽。

 

そんな中、ボクは暫く辻堂海岸の砂浜に身を置いていました。

 

カモメと鷹が空を飛び交ってる・・・

 

遠くでサーファー達が波を待って浮かんでる・・・

 

潮騒、磯の香り・・・まるで時の流れが完全に止まったかのように、ボクはただそこに固まっていました。

 

トリン:「やっと来た・・・」

 

長く果たせなかった目標をクリア出来た安堵感と、主人公とユキが座ったであろう砂の感触を思い・・・これまでの生き様を羞じ、今の環境を憂い、そしてこれから先の未来を・・・

 

僕に一体何が出来るのさっ!?

 

人目に触れぬ日陰というステージ×テリトリーを欲し、何とかそれをGETしていた当時のボク。

 

社会福祉法人の一員としてハンデを背負った仲間たちと共にパンを焼いたり、泣いて笑っての生活をしていたあの頃。

 

「ダンス~」に憧れ、やっと掴みかけた当時のトリンなりの文化的雪かきってポジションから急転、晴天の霹靂!?

 

タロットカードNo.10運命の輪とNo.16塔のコンビネーションよろしく、なし崩し的に転がって行く運命のイタズラ・・・

 

これらは一体何を指すの?

 

トリン: 「羊男、僕の前にも現れてよ!」

 

そして言って欲しい・・・

 

羊男:「踊るのさ、踊り続けるしかないんだよ」

 

結局、小1時間も辻堂の海風に抱かれながら、

 

ステップを踏み続けるしかない・・・

 

って結論に到達したボク。

 

いや、正確にはココへ来る前から分かっていたはずなんだけれど・・・辻堂という非現実が、逆に現実を浮き彫りにさせてくれたのか? 開き直る為の”何か”を発見させてくれたような気がしたんです。

 

ありがとう、辻堂。

 

湘南と言っても、逗子、材木座、由比ヶ浜~江ノ島あたりのお洒落で垢抜けた雰囲気とはチョット違う、語弊を恐れず言えば「千葉の外房」ってイメージの海岸。

 

決してディスっているのではありません!良い意味で、ナンパではなく【硬派】って意味です。

 

また帰って来るよ、辻堂! ありがとう!!

 

4.帰りの新幹線でのお話し

復路、新幹線”のぞみ”車中・・・

 

トリン: 「痛っイテテテテ;;」

 

日焼けでヒリヒリ痛むお肌と独り格闘するボク。

 

おかげで疲れた身体を休めるどころか、一睡も出来なかったというのは内緒の方向で(笑)

 

と!

 

唐突にメッセージが脳裏をかすめます。

 

ユキ:「馬鹿じゃないの?」

 

トリン: 「ご、ごもっともで・・・」

 

4-1:トリンの占星術的な編集後記

トランジットより。

 

「9ハウス×おとめ座」にて起こっている「T水星×N冥王星」のコンジャンクションは、「3ハウス」×「T木星×T天王星」のコンジャンクションたちと計4天体でオポジションを形成と先に記しましたが・・・

 

このエントリーを書いた後に「ハっ」と気付いたのです。

 

「3ハウス」と云えば、「旅行」というキーワードが内包されています。それも、海外などの遠方ではなく、国内。勿論、今回の東京出張も該当します。

 

そして「T木星」は「12ハウス」を支配し、ボクの内在するワールドをこの旅&好きな小説世界から豊かなギフトとして受けつつ、「2ハウス」を支配する「T天王星」によって自分の価値観をクリエイトしていく・・・

 

HPやBLOGでの記事発信も含む。それは、「N冥王星」が「11ハウス」支配でインターネットを暗示し、かつ「N海王星」が滞在してファンタジーを嗜好する。

 

それら全てが、「T水星」がトリガーとなって引き起こされる占星術的な世界観、宇宙観の中で繋がっています。

 

形而上学である占星術ですが・・・しかしハッキリ×キッチリと、ボクの生きているこの世界へ現実のアプローチとして舞い降りる。

 

水星的事象として。

 

お、恐ろしいですね・・・占星術。

 

4-2:情報のご紹介

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・場所:辻堂海岸
・住所:神奈川県藤沢市辻堂

・アクセス:

JR東海道本線「辻堂駅」下車、南口バス停から

江ノ電バス 高砂経由辻堂西海岸行き 「辻堂海浜公園入口」下車

江ノ電バス 鵠沼車庫前行きバス 「辻堂海浜公園入口」下車

・備考:海浜公園に有料駐車場アリ ※夏季&ホリデーの混雑にご注意下さい

情報はあくまで2016年3月現在のものです。

お出かけの際は、自己責任でお調べの上お願い致します。

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